2023-01-01から1年間の記事一覧

京都 清涼寺・阿弥陀如来座像

神社やお寺は、昔から好きでした。整然とした静けさと漂う厳かな空気が気持ちよく、こころが落ち着くのを感じられたからです。 夫が亡くなってからは、特に仏像のお顔をじっくり拝見するようになりました。それは、夫は目をつぶっていると仏様のような顔をし…

水辺の風景

11月1日、気が向いたので朝からおさんぽに、めざすは自宅から1,5㎞ほど先にある、うどう沼公園平日だったので、出勤の方たちがバス停にならんでいて、通りにはたくさんの車が行きかっていました。うどう沼公園は住宅街に在り、大道路に面しています。釣りを…

捉われない心 ~茶道より~

前回の記事に引き続き、「心理学者の茶道発見」を読んで です。 撮影 渞 忠之 hana-tsusin60.hatenablog.com hana-tsusin60.hatenablog.com この本で私がもっとも興味をひかれたのは、主観的自由度と他者受容についてです。 この二つを高く維持することがで…

茶の湯と癒し

心理学者の茶道発見 岡本浩一 を読んで ーもくじー 〇右脳の駆使 〇投影 〇侘びの思想 右脳の駆使 茶の湯の作法に没頭し右脳を駆使することで癒しが起こる。 点前 点前に慣れず、手順を記憶する段階では、手順を言語として処理する必要があるので、かなり左…

茶道発見

撮影 渞 忠之 わたしは、義理の母が長年お茶をたしなんでおり、夫と結婚が決まった時に義理の母にお茶をやってくださいと言われたので、当初数年お稽古に通いました。そして夫の実家にいくと、いつも義理の母からお稽古をうけさせられました。 お稽古はたく…

目に見えない子ニンニ ムーミンより

「ムーミン谷の仲間たち」収録の「目に見えない子」の挿絵 (1963年) ちょっと遠出して、新鮮な野菜を買いに行った帰り、ショッピングセンターに入るとムーミンの雑貨が陳列されているお店を発見しました。店頭に並んでいるのは色が奇麗でかわいいムーミンに…

自然と調和する町

前回に引き続きお墓参りの途中で立ち寄った、花巻・盛岡の写真をご覧ください ・花巻:宮沢賢治記念館・イーハトーヴ館 ・盛岡:啄木、賢治青春館・町家物語館 9月21日(木) ぽつぽつ小雨が降っていました。 宮沢賢治記念館に到着 宮沢賢治は自分の作品を、創…

南昌荘

古き良きものを愛でる 南昌荘は、盛岡出身の実業家、瀬川安五郎余りの18年頃に邸宅として建て、築庭も数年かけて完成し、盛岡の数少ない明治の邸宅・名園として今日に残っています。 明治・大正・昭和・平成・令和と、130年あまりの間に所有者が次々変わる中…

蓮の花より思いを馳せて

お姫さま くもに会う むかしむかし山奥の池に大きな大きな蓮の花が一輪さいていました。 その池のほとりに、小さな古い社(やしろ)がたっていました。、そこには大きなクモが住んでいました。 このクモは、はえとり丸という名の妖怪でした。といっても何かと…

かんじんなことは、目に見えない ~星の王子さま~

星の王子さまは、とても小さな星に住んでいました。そこに咲いたきれいな花(バラ)といざこざがあり、ある日旅に出ることにしました。 7番目にたどり着いたのが地球 そしてきつねと出会います。きつねは言います。 「おれ、毎日同じことをして暮らしているよ…

七夕飾り

私の勤め先の児童館では,、地域でおこなわれる七夕飾りに出展しました。制作物は商店街に飾られます。 ちなみに七夕飾りには次のような意味 があります。 短冊 七夕飾りの短冊は赤・黒(紫)・青・白・黄の5色が一般的です。 七夕飾りの短冊が5色なのは、中…

宮沢賢治とともに

以前、宮沢賢治の童話を記事にしたことがありますが、 心象風景のすばらしさ、おもしろさに寄せて紹介させていただきました。 今回は「八ヶ岳の空から」著 大村紘一郎から賢治の童話の解釈の部分をとりあげてご紹介します。 私は宮沢賢治のお話は、何が云い…

風のベーコンサンドと我が家のベーコンサンド

風のベーコンサンド 柴田よしき この小説には、すがすがしい風が吹いているように感じた。ところどころに出てくる草花の名前、百合丘高原の素晴らしい食材、そこに生きる人たちの思いや生きざま、それがからみあって、ドラマが展開していく。 奈穂の店「カフ…

続・しあわせを感じる秘訣

チモン村の風景 めざすチモン村に到着。 雲一つない空は、吸い込まれそうなほど濃いコバルトブルーに染まっています。 桃色の花を咲かせたそば畑。立派に成長したトウモロコシ畑。草が生い茂るだけのただの原っぱ。その間を緩やかなカーブを描きながらのびる…

しあわせを感じる秘訣

ブータン・チモン村への道のり 前回のブータンの記事は私が求めていたものとは違った方向にいってしまい、なにかものたりないものとなってしまいました。 あれから、この「ブータンが教えてくれたもの」を読んで、ああ、これだったんだ、しあわせなブータン…

ブータン「しあわせの国」?

映画「ブータン 山の教室」より 職場の昼食の時間、ブータン旅行の話で盛り上がりました。 お話をしてくれた方によると2012年当時日本ではどの旅行会社もブータン旅行の企画は組んでなかったらしく、日本ではたった4人しかいなかったうちの一人のブータン人…

母の好物

経済的でおいしい❣母の好物 幼稚園の昼食、私はお弁当が嫌いでした。 毎日悩みの種でした。今では考えられませんが、お弁当を食べ終わらないと遊ばせてもらえませんでした。早く食べ終わって外に駆けだしていくお友達が羨ましくて…… しかしその悩みの種は役…

帰省

ゴールデンウイークに、岩手県に住む義理の母に会いに行ってきました。 今年99歳、一人暮らしをしています。 玄関を入ると、正面の窓から見たことのない景色が目に飛び込んできました。 奥の敷地の山の木が伐採されていて、遠くの山がくっきりと見え絶景がひ…

諸橋近代美術館とダリ

諸橋近代美術館 美しい庭園、 透き通る水が流れる小川のせせらぎ 水辺に建つ荘厳な西洋の館のよう・・・ 諸橋近代美術館は 福島県の景勝地、裏磐梯に位置しています。 庭園から磐梯山を臨む 美術館入口手前の清流 コレクション シュルレアリスムの巨匠サルバ…

佐藤愛子の人生観

宇宙の意思を受け入れる準備 出来るだけ抵抗せず、自然体で死を受け入れたい。 神の存在を感じて自分を律しなければ、とは思はない。 正直に、ありのままに生きることだけ。 佐藤愛子さんは、北海道の浦賀町に家を建てた。そこは、皆殺しにされ、恨みを呑ん…

98歳,作家・佐藤愛子はどうしてできた?

何も苦しいことがなければ幸福はうまれないのですよ。 幸福を知るには苦労があってこそなんだというのは、 苦労から逃げた人にはわからない真理だと思います。 ~佐藤愛子「幸福論」~ 著書「私の遺言」を読んで、明るく、勢いのある文体、人情味のあるお人…

ランチのアッコちゃん 柚木麻子

お弁当のレシピ本かな?と思いきや4つのお話からなる短編集だった。 どのお話も、読むと元気になれる働く女性のハートフルストーリー。 第1話と第2話にアッコちゃんが登場する。 <あらすじ> 第1話 ランチのアッコちゃん できる女性上司アッコちゃんとYESマ…

餃子とマルちゃん塩ラーメン

やっとたどりついた餃子レシピ 子どもの頃から食べているマルちゃん塩ラーメンのアレンジレシピ 餃子 もともと餃子は好きでしたが、高校生の頃友達のお宅におじゃましたら、手作り餃子をご馳走になり、とってもおいしくて感動!それ以来試行錯誤を繰り返して…

体にやさしい食事

サバ缶フレーク 小魚炒め 黒豆煮 最近おなかの調子が良くないのでお粥を食べていました。 手足までぽかぽかあたたまり、食事の後は、とても安心して気分がよくなりました。もともとお粥が好きだったわけではありませんが、その効果で見直しました。そこで、…

はるの詩

職場の図書室で本の整理をしていたら、こんなかわいい絵本の詩集をみつけました。 「はなのこどもたち」 イーダ・ボハッタ 作 松井スーザン 永嶋恵子 訳 手のひらサイズの小さな絵本で開くと、左のページには淡い色でかわいい花の妖精が描かれています。右の…

おふろ大好き!

寒い日がつづいていますね。 こんなときは、あったかーいお風呂で、ゆっくーり あたたまりましょう。 おふろの絵本、2選 わにわにのおふろ パンダ銭湯 わにわにのおふろ 小風さち ぶん 山口マオ え 福音館書店 わにわには おふろがだいすきです。 ひとりで …

植物の効果

引っ越しの際に心残りだったのは、庭に残していかなければならなかった植物たち。 小さくて連れていけるものは、掘り起こして引っ越し先の庭に植えたが、おいていかなければならなかった他の木や花たちはその後元気に育っているだろうか。 あれから、数回引…

雲を紡ぐ 伊吹有喜

「話を聞く」ということとは 「時代の流れに古びていくのではなく、熟成し、育っていくホームスパン。その様子が人の生き方や、家族が織りなす関係に重なり、『雲を紡ぐ』を書きました」と著者が語っています。 伊吹有喜さんの著書、四十九日のレシピがとて…

にんにく白菜鍋

我が家のNO.1、鍋料理 一年中、この白菜鍋は食べていますが、白菜が甘い この季節 冬が とくべつおいしい! <材料>2~3人前 ・白菜……1/4・豆腐……1丁・油揚げ……1まい・にんにく……2片・白だし……大4・料理酒……大4・塩……少々・サラダ油……大2 <作り方> ・油…

おおきな き がほしい

お題「大好きな絵本は何ですか?」 ぶん・さとうさとる/え・むらかみつとむ 「おおきな おおきな 木が あると いいな。 ねえ おかあさん。」 と小さな男の子 かおるが いいました。 おかあさんは ちょっとかんがえて いいました。 「でも、あぶなくないかし…