YOASOBI ツバメ

先日、児童館の行事で、YOASOBIのツバメのダンスを踊ることになりました。

少し前にNHKで放送されていたそうです。

私は子ども達が振付をゆっくり練習するときのピアノの伴奏を依頼されました。

しかし、行事の2週間ほど前に担当者が病気で休んでしましました。いつ出てこれるかわからない状態、

しかも、企画書も出ていないし当日の流れが全然決まっていませんでした。

そこで、急遽同僚を含め私たち3人は老体に鞭を打ってダンスの練習をはじめました。

ネットで調べて、映像を流しながら部分的にゆっくりの練習、曲も歌詞も知らないのに、踊らなきゃという思いからとにかく体を動かすことからはじめました。

行事の日の3日前に担当者本人から連絡が入り、具合が良くならないとのこと、結局担当者なしで決行することになりました。
それから3人で当日の流れ、役割分頭担を決め必死の練習がはじまりました。
でも勤務時間内に、十分に時間をとることができず、それぞれ家に帰ってからもスマホ片手に練習。
「振付は歌詞の意味からなってるんだね」と今更ながら納得するわたしたち。
いつも、頭から曲と振付が離れずぐるぐる回っている状態でした。

 

いよいよ、当日を迎えました。

私たちの主な役割分担は、それぞれ司会進行、伴奏、映像・音響にわかれておこないました。
流れは、通しの映像を流し、歌をうたい、ピアノの音に合わせてゆっくり部分練習、映像を流しながらの通しの練習です。

 

なんと、私たちの想像をはるかに超え、子ども達は楽しそうにスムーズに踊ることができたのです。すばらしー!

 

楽しかった!心が一つになったような気がした。という感想も子どもたちから聞くことができました。

 

ダンスもかわいかったけど、私は子ども達の歌声に感動しました。

 

ところで、

YOASOBIのツバメ

良い歌詞なのご覧ください。


www.youtube.com

 

「ツバメ」

 

詞・曲・編Ayase

 

煌めく水面の上を

夢中で風切り翔る

翼をはためかせて

あの街へ行こう

海を越えて

 

僕はそう小さなツバメ

辿り着いた街で触れた

楽しそうな人の声

悲しみに暮れる仲間の声

 

みんなそれぞれ違う暮らしの形

守りたくて気付かないうちに

傷つけあってしまうのはなぜ

同じ空の下で

 

僕らは色とりどりの命と

この場所で共に生きている

それぞれ人も草木も花も鳥も

肩寄せ合いながら

僕らは求めるものも

描いている未来も違うけれど

手と手を取り合えたなら

きっと笑い合える日が来るから

僕には今何ができるかな

 

誰かが手に入れた豊かさの裏で

帰る場所を奪われた仲間

本当は彼も寄り添い合って

生きていたいだけなのに

 

悲しい気持ちに飲み込まれて

心が黒く染まりかけても

許すことで認めることで

僕らは繋がり合える

 

僕らに今できること

それだけで全てが変わらなくたって

誰かの一日にほら

少しだけ鮮やかな彩を

輝く宝石だとか

金箔ではないけれど

こんな風に世界中が

ささやかな愛で溢れたなら

何かがほらかわるはずさ

同じ空の下でいつかきっと

それが小さな僕の大きな夢