終の棲家? ~引っ越しが決まるまで~

昨年の6月24日、姉の誕生日、ラインでお誕生日おめでとうのメッセージをおくりました。

姉とは、母が亡くなった2年前から気持ちの行き違いがあり、疎遠になっていました。そのことを特に気に留めずにいたのですが、その日ふと、なんとなく思い立ち、一言だけのメッセージをおくったのです。

そうしたら、姉からありがとうの言葉と共に話があるから会えないかということ、何事かと思い急に不安になりました。兄の癌が再発したのか?それとも、、、、?

それでも、すぐに会って話すまでの気持ちに成れずにいたのですが、やはり気になります。

2週間後くらいにこちらから電話をして、「どうしたの?」と尋ねると、「会って話すから」ということだったのですが、「気になるから今言って」というと「一緒に住まない?」という提案でした。

姉は今一人暮らし、子供たちはみんな結婚して家を出て行っています。子供たちにはもう話してあるから。と言います。
人の生死にかかわることではなかったので、ホッとしましたが、その思いもよらない話に驚くばかりで、、、、。

その後、姉との仲は改善したのですが一応お断りしました。

でも、姉の気持ちは変わりませんでした。

姉の生活のこと、私の今後の生活のことをぐずぐず考えている日々が過ぎていきました。

私にできることはなにか、徐々に気持ちは姉と一緒の生活に傾いていったのですが決心がつきません。

 

 

そんななか、私は娘と2人暮らしをしているのですが、

今年に入り、重度のアトピーを抱え治療に専念していた娘がすこしずつ仕事をすることになりました。

また、当時の私の職場は小学校の敷地内にあるのですが、その小学校が来年度新築工事を開始するということで、敷地内にある駐車場は使用できなくなります。ということで自家用車通勤は不可、公共の交通機関を使わなければならなくなります。そうなると、通勤時間がとてもかかるようになります。

そんなことがあり、思い切って異動願いを出しました。その理由として、通勤時間のことと、遠くへの引っ越しをあげてしまいました。

すると館長から、「いつ引っ越しをするの?」と聞かれたので「春以降になると思います。」と答えてしました。「それでは、しかたがないわね。」との返事。

ということで、異動が決まり3月引き継ぎのため新しい職場に行くと、そこの館長にも「いつ引っ越し?」と聞かれたので、とっさに6月になります。と言ってしまいました。

もう、進めるしかなくなりました。

そんなこんなで、重い腰をあげて急に引っ越しの準備に取り掛かることになりました。

~次回に続く~