七夕飾り

私の勤め先の児童館では,、地域でおこなわれる七夕飾りに出展しました。
制作物は商店街に飾られます。



 

 

 

 

ちなみに七夕飾りには次のような意味

があります。

 

短冊

七夕飾りの短冊は赤・黒(紫)・青・白・黄の5色が一般的です。

七夕飾りの短冊が5色なのは、中国の五行説が影響しています。五行説とは、世の中のすべては火・水・木・金・土のいずれかに当てはまり、それぞれが影響し合っているとする自然哲学の考え方です。火が赤、水が黒、木は青、金が白、土が黄色に対応します。

日本では、黒色は縁起が悪いという理由から、高貴な色である紫に変化しました。また、日本語の青は緑色も表す言葉だったため、緑色が含まれるようになったそうです。

 

吹き流し

垂らした織糸を模した飾りです。織姫を象徴し、手芸や機織りの向上を願って飾ります

 

くずかこ

七夕飾りを作り終えた後に出る紙くずを入れる飾りです。ものを粗末にしないで役立てる倹約の気持ちや、清潔さを育てる意味を持ちます

 

投網

投網とは魚を取るための網のことで、大漁を祈願して飾ります。

 

折り鶴

家内安全や長寿を願います。

 

巾着

貯蓄や金運の上昇を願う飾り物です。

 

紙衣

折り紙で作った人形や着物が紙衣です。機織津女が織った着物を模していて、裁縫の上達などを願います。また、病気や災いが起こらないようにという厄除けの意味や、子どもの健やかな成長を願い身代わりとして流す形代(かたしろ)の意味合いもあるとされています。

 

 

私が担当したのはくす玉つくり、

魔よけの意味があります。

 

くす玉の花は🌸

ひとつひとつ手でつくって丸い梁にくっつけていかなければなりません。

出展の期日せまっていて私は焦っていました。

私が部屋の片隅で取り組んでいると、一年生の子どもたちが「なにしてんの?」と寄ってきて

いつの間にか

お花紙をカットする人

紙をジャバラ折にする人

ホチキスでとめるひと

紙を開いて、花の形にする人

そのはなの後ろに両面テープを貼付ける人

梁につける方の両面テープをはがす人

 

という一連の工程作業の分担ができていました。

まるで、工場のよう!

子どもたちは、ある程度して、自分が手掛けた作業に飽きると、
「あっちもやってみたい」

すると、「じゃあ、私はこれをやるから」とコミュニケーションをとって、
うまい具合にすすんでいきました。

なかには、「さぼらないで!どんどんすすめるよ!」という子もいました。

初めは、あまり上手にできなくても、みんなすぐにうまくできるようになりました。

おかげさまで、あっという間にかんせい!

ありがとう、みんな ❤️

 

こんなすてきな七夕飾りができました。

 

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銅賞をとりました

 

ねがいごとを書く短冊には

・地球がずっときれいでいますように

・じしん、つなみがおきませんように

と書かれたものもあり

職員一同、感激しました。