引っ越しの際に心残りだったのは、庭に残していかなければならなかった植物たち。
小さくて連れていけるものは、掘り起こして引っ越し先の庭に植えたが、
おいていかなければならなかった他の木や花たちはその後元気に育っているだろうか。
あれから、数回引っ越しをした。
今住んでいる建物の前には、以前は近所のおじさんが作っていた畑が広がっていた。
よく手入れされている野菜たちが活き活きと育っていて、それを眺めて心癒されていた。
窓から見える緑、春のさやえんどう、夏のトマト、ナス、カボチャ、秋にはコスモスの花も咲き乱れる。
ゴーヤ
だが昨年、手入れが大変になったらしく、潰して駐車場になってしまった。
私に潤いをもたらしてくれた、おじさんと畑が消えてしまった。
あんなに実った野菜を育む土を潰してしまうなんて、もったいない。と残念に思った。
おじさんは私よりもっともっと残念だっただろう。
なんかつまらなくなり、引っ越しも考えたが、慰めに自分で新たにベランダで、きゅうり、スナップエンドウ、
そしてユーカリ、サマーホワイト、ジュズサンゴ等をプランターや鉢に植えてみた。
とても狭いスペースだが、窓辺から見える景色が急に変わり、豊かな気分をあじわえた。
植物が毎日成長するのを見るのは楽しい。
今は寒いので一部の鉢を部屋の中に入れている。
すると、冬なのに新しい小さな葉が出てきた…とてもかわいい。
レモンユーカリ
ポリアンセモス ユーカリ
引っ越しは、もう少し後にしよう。